公式には、競走馬の成長型は6種類に分かれています。@超早熟、A早熟、B稍早熟、C普通、D稍晩成、E晩成の6つです。しかし、実際のところ、「稍早熟」はさらにその中で早めと遅めに分かれています。ここでは便宜上「稍早熟早め」と「稍早熟遅め」と呼ぶことにします。
これは、「牧場」コマンドの「種牡馬リスト」を見ると確認できます。「種牡馬リスト」を開いて、まず「距離」で並べ替えます。そのあと今度は「成長」を2回クリックします。すると「超早熟」の「短中」〜「中長」まで、次に「早熟」の「短中」〜「中長」まで、といった形に並ぶと思います。
その並びのままリストを下にスクロールさせていくと…!なんと「稍早熟」の「長」のあとに、再度「稍早熟」の「短」が出てきます。ここから下の「稍早熟」が実際は「稍早熟遅め」ということになります。
だから何?と言われればそれまでなんですが、ま、そういうことです。基本的に仔馬の成長型は種牡馬に依存するところが大きいみたいですので、生産の際の参考になればと。
成長型によってある程度ピークを迎える時期が決まっていますが、ピーク時期の長さは馬それぞれです。悪いときは1〜2週でピークが終わる馬もいますし、中にはメールで一度も「成長のピークです」と言われない馬もいます(私も一度経験し、前のメールとかを何度も確認しました)。
4週に1度の厩務員からのメールで現状は把握できますが、はっきりとした成長型は繁殖に上げてみないとわかりません。前述のとおり、やっとピークを迎えたと思ったらすぐ落ち始めになったり、逆に早いうちからピークを迎えたのにかなり後までピークのままだったりするからです。
ま、それでも私は概ね次のように考えています。もちろんずれることの方が多いですが…。
成長型 | ピーク始 | ピーク終 |
---|---|---|
超早熟 | 2歳前半 | 3歳前半 |
早熟 | 2歳後半 | 3歳後半 |
稍早熟早 | 3歳前半 | 4歳前半 |
稍早熟遅 | 3歳後半 | 4歳後半 |
普通 | 4歳前半 | 5歳前半 |
稍晩成 | 4歳後半 | 5歳後半 |
晩成 | 5歳前半 | 6歳前半 |
競馬ゲームにおいては、成長型は概ね父親に似るように設定されることが多いです。競馬伝説も大体そんな感じですが、半分くらいは前後に1つくらいずれる感じがします。
例えば、父親の成長型が「稍早熟早め」だった場合、50%は「稍早熟早め」で25%が「早熟」、残り25%が「稍早熟遅め」といった感じです。もちろんそれ以上にずれる場合もたまに見受けられます。
成長型と入厩時期は、関連性があります。成長型は早熟であればあるほど、入厩時期も早くなります。最も早いのは3月1週で、最も遅いのが6月5週です。
ただ、ブレも結構あるみたいではっきりとしたことはまだわかりません。概ね次のような感じです。